銀座のクラブで働く兼業アラサーホステス日記

銀座のクラブの大人な雰囲気が大好き♪昼間はOL・夜は派遣ホステスのアラサー女の日常

場末のスナックの思い出

社会人3年目くらいの頃、新宿のしけた場末のスナックでバイトをしていた時期がある。

 昼間のお仕事で厳しかった上司が退職してしまって、糸が切れた風船みたいにふわふわしていて、彼氏ともうまくいかず、どこかに居場所が欲しかったんだと思う。

あえて派遣ではなくて、お店に籍を置こうと思ったんだった。

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スナックは何がいいかって、本当に普段着のままお店に立てること。

準備も何もいらないから本当に楽ちん。

 

お客さんと一緒になっておつまみつまんでいたって、灰皿換えるのちょっとさぼったくらい全然余裕。それまで水商売のお仕事はそこそこの箱のクラブ派遣ホステスしか経験なかったから、はじめのうちはこんなに楽で大丈夫なのと心配になったほど。

営業電話もノルマもなくて、それこそ本当に親戚のおじさんたちとカラオケにでも遊びに行っている感覚。笑

マスターもママも80代後半くらいなのに、しっかりというかちゃっかりというかとにかく抜け目なくてパワフルなお店で、自分の居場所を見つけた感じがしてホント楽しかった。(その分、時給は2,000円くらいで、銀座の三分の二くらいだったけど。)

 

ただ、そのお店がなのか、スナック全般がそうなのかわからないのだけど、お客さんが遅くまで入っていて終電を逃すと、お店のタクシー代節約のために半ば強引にアフター行っておいで!と、店の外にお客さんと一緒にほっぽり出される仕組みだった。

運よく遊び慣れているお客さんに当たれば「タクシー代だよ、今日はありがとう。」って諭吉さんを握らせてもらった上で車を拾ってもらえてなかなかおいしい思いができる。ただ、運が悪いと行きたくもない焼肉に付き合わされたり、勝手にタクシーをホテル街に停めてよからぬことを企まれたり、なかなかスリリングな運試し。

まだ私はお店からタクシーに乗っても20分もかからないところに住んでいたからよかったけど、埼玉とかから通っている子はさぞ大変だったんじゃないかな・・

 

あとは営業電話とかメールとかはほぼなかったけど、お客さんが全然いないと店の前で立ちんぼさせられるのは結構つらかったな。

男の人ばっかりなら別に何てことないんだろうけど、カップルで歩いてる女の人の目線がかなりぐさぐさ刺さる。笑

特にその頃は、彼氏とうまくいってなかったから、なんかすごい僻みっぽくなってたのかも。

 

ただ、立ちんぼ自体は全然好きではなかったけど、結構それでお客さん入ってくるのよね。一人で歩いてる男の人とか、結構な確率で目が合ってニコってすると「お姉さんが席に着いてくれるなら一杯飲んでこうかな~」とか言ってお店に入ってくれるの。実際立ってみるまで、立ちんぼなんて意味あるのかなって思ってたけど、あれにはびっくりした。

 

・・・まぁ別に何てことはないんだけど、久しぶりに昔働いていたお店の前を通ったら、カラオケの音が漏れてきて、懐かしい気分になったから忘れないように書いておこうと思ったささやかな思い出なのでした。

ママもマスターももういつまで会えるかわからないし、今度はお客さんとして冷やかしに行ってみようかな。笑

 

もう20代前半の元気はないし、立ちんぼも連絡先交換もそろそろしんどいから、バイトはクラブ派遣に限る!と思うけどw